なぜ?教室名がハッピーパンダ?

今年度は
年長さんクラス 
年少&年中クラス
の2クラスが新設されました!

年少&年中クラスが始まるのは6月からなのですが、
すでに入会が決まった5月の時点で
音読マラソンの提出をしてもらっています!

なので、、、新入会のお友達、、、
クラスが本格的に始まる前から既に
英語が上手くなってしまっている、という謎展開!!!!

だからこそ、これからがもっと楽しみです!

はい、ここまでが前置です!
本題に入りましょう!!!

年長さんクラスの体験会の時に

「なんで、英語の教室なのに、パンダなの??」

と聞いてくれた子がいました。

実は意外と、この質問は人から聞かれて来なかったので、新鮮でした!
ちょっと嬉しかったので、ここで初めてその理由を公開したいと思います!

私が教室名にパンダをつけるに至ったきっかけは

2005年に起こりました。

当時の私は大学2年生で中国に交換留学をしていました。

大学は上海にある復旦大学という国立大学で、
日本でいうところの、
京都大学のような立ち位置で、中国を代表する大学の1つです。

(その時、どのように中国語を身につけたかの話はこちら→こうしたら語学力が短期間で圧倒的に伸びた!)

中国人の学生はもちろん頭がめっちゃいい人ばかりで、

更に、私のクラスにはハーバード大学卒のアメリカ人がいたり、
留学生も優秀な人が多かった。。

当時の私は優秀な学生たちに囲まれ、刺激的な日々を送って、、、、、、、

いませんでした(笑)

 

それどろか、社会から断絶され、授業と寮の往復の日々に
嫌気がさしていました。

たまりにたまった鬱憤を晴らすべく、

北朝鮮の学生の部屋にピンポンダッシュならぬ、
ピンポントークを仕掛けに行ったり、

日本人駐在員に中国のキャバクラに連れて行ってもらったり、

そこそこ堕落した生活をしていました。

一つだけまともな事をした、と言えるならば、それは旅ですね。

単位落とさない程度に、程よく授業を欠席しながら、
よく一人で長距離列車に乗って中国国内を旅していました。

とある日、

「そうだ、チベット行こう!!!!」

と思いたち、上海から列車でチベット自治区を目指しました。

ふつうは飛行機で行く距離なのですが、
なんせお金が無いので寝台列車で5日くらいかけて行くのです!

でも、たとえお金があったとしても、私は列車を選ぶという、列車派なのです。
なぜなら、車窓から見える風景から学べることがめっちゃ多いのです。

長距離走っていると、

民家の建築方式、
空の高さ、
地形、
植物の植生

がだんだんと変化していっているのがわかってすごく面白いのです!

中国ってひろいなー!
めっちゃ地方によって違うやん!!!
ってことが体感できるのです。

それに、寝台列車だと、何が良いって、
人々との一期一会があることなのです!

乗客は皆、様々な地方から乗ってくるので、
それぞれの方言や、文化、民族背景を持った多種多様な人々です。

しかも当時はスマホがなくて、長い道中で、皆が暇しているので、
互いに会話をして暇をつぶすしかないのです。

なので人間関係がそこで出来上がる&中国人は議論好きなので、
様々な事柄に関しての議論に花が咲いて、めっちゃ楽しいんです。

政治、宗教、思想、お金、などなど、

日本人だったらまず、初対面同士でしないような結構ディープな話も繰り広げられたりしていました。

結構、私は初対面の人に突っ込んだ質問とかしがちなのは、
若いころにインプットしてしまった中華的な感性がいまだに抜けていないからだと思います(笑)

そして上海からチベットを目指して、数日

列車は四川省に入りました。。

四川省とは激辛麻婆豆腐とパンダで有名な場所です。

乗客たちは

「四川と言えばパンダの省だね、、、パンダめっちゃ可愛いよねーーー!ね、チサちゃん、日本でもパンダは有名でしょ??中国の誇りだよ!」

みたいな感じで話していたら

「パンダなんて何が良いんだよ!!迷惑でしかない!!!」

と本気でガチ切れしている人が数名。。。。

ガチ切れ勢は、みな四川地元の人たちでした。

パンダが山から下りてきて、農作物を荒らすので、
ただでさえ暮らしに余裕がない現地の農民は本当に困っているとのこと。。。

しかも、パンダは凶暴で人も襲う。
なのに、国家指定の天然記念物なゆえ、人はパンダに対抗できない。。

もしパンダが襲って来たときに、
身を守るためにパンダを56してしまったら、正当防衛であったとしても、
その人は結構な罪に問われ、別の意味で人生が終わってしまう。。

「国は人命よりもパンダの命のほうが大切だと言っているようなものだ」

と四川の人は激オコしていました。

その劇オコ具合が結構マジだったので、

「パンダかわいいっ💛」

なんて、カジュアルに言っている日本人が、
この四川の人の激オコ具合を見たら、
さぞかしびっくりするだろうな、、、、

と当時の私は心の中で思いました!

とある国の言葉を覚えて、その文化の中に入ってみると、
このパンダのストーリーのような

「超意外な真実」

みたいな事にたびたび出会います。

そういった瞬間に、

「言語やっててよかった—-!!!!!この地球、人類の営み、まじ多様性パない!!!!おもしれー!!!!」

って思うのです!

実際にそうやって自分が体験・体感してきた、人類の営みの多様性が
仕事でも、プライベートの生活でも、私の場合はとても役に立っているので、

いまから語学を学ぶ日本の子供たちにも、
異文化の中に入ることを堂々と楽しめるようになって欲しい、
そして、そこから、
【パンダ実は狂暴説】のような沢山の
「超意外な真実」
を発見して、楽しんでもらいたい!!!

という私の願いがあります。

そうゆう意味で、

塾の名前を

「英会話ハッピーパンダ」

にしました!

ただ単に、お金を落とす旅行者、つまりお客様としての立場で、
ちょっとその土地に入って、親切にされて、
その地を分かった気になるのでなく、

もっと深いレベルで、地球のみんなと関わったり、
繋がったりして知見を広めてほしいな!!!と思っています!

多様性に触れて、
いろんな視点で物事を考えられるようになったら、
いろんな選択肢ができて、めっちゃ人生楽しいと思う!

でも、英会話ハッピーパンダももう3年、、、ちょっとパンダにも飽きてきたので、5周年かどっかで、次は「エレファント」に変えようかな、、、
なんて思ってきたりしています( ´艸`)

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