歌を通じて文化が分かる

言葉を作っているものは何か・・・・それは文化なのです!

 

文化を知らずしてコトバが抱えている概念を知ることは出来ない!!!

 

 

文化の基盤にある、宗教、歴史、地理的条件とかもろもろについて見識を深めることも良いコトバの使い手になるためには重要な事ですよね☆

 

なので、そんな海外の文化が分かる歌をYOUTUBEからいくつかピックアップしました。

 

 

いつしか子供たちが世界史を学んだ時や、海外の友達と国の文化について話したときに、

 

「そー言えばあんな歌があったな。。それがこれと結びついていたんだね!!!」と気づく瞬間のために・・・・・

 

 

アメリカ大陸横断鉄道建設

I’ve Been Working on the Railroad

 

おなじみ、線路は続くよどこまでも、の元ネタです。
歌詞を見てみたら超びっくり!!心の汚い私は一瞬でこの歌が超ド級の下ネタだって見抜きました。

 

労働者が鉄道のレールを敷くという重労働に耐えるには、下ネタの1つや2つでもメロディーに乗せずしては難しかったのかな!

 

ちなみに、この歌で出てくるダイナってのは表向きは機関車の意味です。

 

でも裏の意味では女性の意味です。機関車には女性の名前を付ける習慣が当時あったのを利用した訳です。

 

随所に散りばめられた下ネタポイントがどこなのか分からない、、でも知りたい!!!そんな人は・・・・缶チューハイ1本差し入れてくれたら饒舌にお教えします。てゆうか、この歌子供に歌わせて良いの!!??

 

 

アメリカ南北戦争 

 

私が大好きな映画『風と共に去りぬ』の挿入歌に南北戦争の軍歌が沢山使われています!
新撰組にロマンを感じる日本人が多いみたいに、南北戦争にロマンを感じるアメリカ人は多いのですよ。

南北戦争から約150年たった今でも南北戦争の再演がかなり大きなイベントとして毎年開催されています。

When Johnny Comes Marching Home

 

↑この軍歌は今ではアリさんの歌という童謡になっています。↓

Marching through Georgia

 

この曲は日本では『パイのパイのパイ』という歌になっています。南北戦争の歴史的意義を感じる私はそんなふざけたタイトルに腹立たしさを感じずにはいられません。

 

 

アメリカの奴隷制度

 

Jonh Brown’s Body 

 

Bodyって体ってだけではなくて、ご遺体という意味もあるよ。なのでこの歌はジョン・ブラウンの遺体っていう意味。

この歌は奴隷制反対の運動に生涯をささげたジョン・ブラウンさんを称える歌です。

3番目の「空高く天国から星々が優しくジョン・ブラウンの墓を見つめている」っていう歌詞なんてもう涙が出そうです。

日本でこの歌は「ゴンベイさんの赤ちゃんが風邪ひいた」です。そんなふざけたタイトルに腹立たしさを感じずにはいられません。

 

Zipp a dee doo da

 

ディズニー映画『南部の唄』のテーマ曲なんだけど、黒人奴隷が楽しく毎日過ごしているよ、っていう歌。
ちなみにこの映画はもう現代において私たちの目に触れることはありません。黒人に対して差別的だったり、奴隷制度の非を認めないような内容なのでお蔵入りになりました。

 every thing is satisfactional とかwonderful feeling wonderful day!という歌詞が腹立たしい。奴隷制度は悲惨です。人間の罪の最上級。

ストウ夫人の『アンクルトムの小屋』だったり、映画『マンディンゴ』おススメ。

 

 

Amazing Grace アメージンググレイス

 

この曲もUP
奴隷貿易に携わっていたけど、その事を後悔し回心し、どの後に奴隷貿易反対運動に関わった牧師による讃美歌。こんな悪党の私を神は許してくれた、という内容。

 

オバマ大統領が歌うアメイジング・グレース。参列者全員起立。色んな意味で感動的です。↓

 

今日はこのくらいで see you!!!! また気づいた時にちょくちょくココにUPしてゆきます!

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